未経験の方にも役立つ！不動産業界への転職で失敗しないポイントとは？

今回は、未経験から不動産業界へ転職を考える時に確認すべき点や、失敗しないための注意点を紹介していきます。不動産業界は、他の業界に比べ、未経験でも転職しやすい業界です。しかし、求められる能力が高かったり、不動産業界ならではの風土もあるため、向いている人と向いていない人がはっきり分かれる業界でもあります。
せっかく転職活動がうまくいっても、入社して働き始めた時に「転職するんじゃなかった…」と後悔してしまっても、またすぐに希望の転職先が見つかる可能性は決して高くありません。転職活動を慎重に進めるためにも、不動産業界がどういったところなのか、確認すべきポイントは何かを知っておきましょう。

どの業界の仕事でも、働くやりがいがありますよね。不動産業界も同じです。まずは、不動産業界ならではのやりがいについて見ていきましょう。他の業界では感じられない、仕事をする上での醍醐味や、未経験でも転職しやすい理由についてご紹介します。

学歴や年齢、職歴に関係なく、誰でも年収アップを狙えるチャンスがあるのが不動産業界の魅力の一つ。職種にもよりますが、成果主義である場合が多いため、売上の大きい不動産を売ってそれが成果となればしっかり給与に反映されます。求人サイトを見ても、入社１年目から年収600万円以上の求人情報があったりします。中には、20代から年収1000万円以上稼ぐ人もいます。しかし、成果主義ということは、結果がでなければそれもしっかり評価に反映されるということ。思うように結果がでなければ、給料が減ってしまうこともあります。年齢や経歴に関係なく、結果を重視する業界なので、若い時から結果を出したい人や、年齢に関係なく高収入を狙いたい人にとっては、チャンスが多い業界といえるでしょう。

不動産という商材は、一度に動く金額が大きいことが特徴です。人生の中で、家や土地を買う機会は、ほとんどの人はそんなに多くありませんよね。顧客の買いたい、売りたいといったニーズをマッチングさせることが主な仕事になりますので、土地や物件を探したり、提案してみたりと、仲介となる不動産会社の責任は重大です。しかし、自ら提案した不動産が、顧客にとって納得のいくもので、かつ契約までもらえた時は、他の業種では味わえない大きな喜びと達成感を味わうことができるでしょう。

不動産業界の求人では、未経験でも募集可能としているものも多くあります。
不動産という大きな金額の商品の売買は、売り手も買い手も、慎重に検討を進めていくケースが多いですが、その中で必要とされるのが、顧客のニーズをしっかり汲み取れるコミュニケーション能力です。
ホテルやレストラン、販売などの接客経験のある人、他業界で営業成績が優秀な人は、このようなコミュニケーションの基礎能力が養われてる方が多いため、未経験であっても不動産業界への転職できる期待も高まるでしょう。

不動産業界の仕事は多岐に渡ります。会社によって取り扱う物件の種類や、規模感も異なりますが、資格を取ることで仕事の幅が広がり、仕事の実績を上げて同じ職種の中で転職先のレベルアップを図ることも可能です。
さらに、不動産業界は独立する人も多い業界です。不動産業の場合、最初から大きな設備投資がかからない場合が多いため、電話と小さな事務所を構えるだけでも始められます。専門知識の他、培った人脈を活かして活躍することもできますので、ここでもコミュニケーション能力が高いと活躍するチャンスが増えます。

不動産業界はいいことばかりではありません。業界ならではの特徴により、人によっては今の働き方がガラッと変わる可能性もあります。不動産業界への転職活動を始める前に、注意点をしっかりチェックしておきましょう。ここでは４つご紹介します。

不動産は高額な商品のため、景気に大きく左右される業界です。景気が落ち込むと、家や土地といった金額の大きな買い物は、買い控えが始まります。そのため、不況では売上が上がりにくくなります。その反面、景気が上向きであれば売買が活発になっていきます。
更に、景気の影響は日本国内だけではありません。為替変動が不動産市場に影響を与える場合もあります。例えば、海外の方が投資目的で日本の不動産を購入し、為替変動による金利差によって利益を得ることもあります。世界の金融市場も不動産業界に大きく関わって来る業界ということを念頭に置いておきましょう。

業態や職務の内容によっても異なりますが、不動産業界は土日出勤もある業界です。仕事が休みになる土日にサービスを利用する顧客のために、土日は出勤し、休みは平日となります。
＊ちなみに、不動産会社では定休日を水曜日としているところが多いです。理由は色々ありますが、「水」という漢字は契約が流れることを連想させるので、縁起を担ぐために水曜日を避けているという説もあります。

不動産業界は、職種にもよりますが、残業時間が多い業界です。お客様に合わせて商談を進めなければならない場合もありますし、転勤や学校の区切りによる不動産の住替えが多くなる1~3月は、契約や売買の対応に追われて残業時間が多くなりがちです。もちろん、忙しくない時は定時で帰宅できますし、業態や仕事の内容によっては残業が少ないところもあります。お客様が増えれば、その分対応に追われるので、基本的には忙しい業界と捉えておくべきでしょう。

不動産業界は、地域や仲間同士のつながりが深い業界です。経験や資格の他、同業者同士の協力も必要です。特に、今後不動産業界で独立しようとする場合は、人脈もひとつの武器になるので、周囲とのコミュニケーションを大切にすべきでしょう。
自分勝手な理由や会社に大きな損害を出してしまった場合、他の不動産会社にも共有されて業界内に居られなくなることもあります。

ここまで、不動産業界ならではのやりがいと注意点について紹介しましたが、気になっているところ、確認しておきたいことは山ほどありますよね。
そんな時は、転職エージェントに相談してみるのもよいでしょう。現在、様々な転職エージェントが存在していますので、まずは１つのエージェントに絞らず、複数のエージェントを活用してみましょう。

例えば、業界に特化しているエージェント、求人取扱数が業界トップの総合力が強みのエージェント、中小企業・ハイクラスの求人のみを取り扱うところなど、各社それぞれが持っている強みは異なります。

また、そのエージェントでしか取り扱っていない求人もあり、希望に沿った求人と出会う確率も高まります。求人サイトには出てこない、内定に繋がるノウハウも教えてくれることもあるので、積極的に活用してみましょう。

いくつかの転職エージェントを活用してみようと思ったら、ぜひ不動産業界に特化した転職エージェントも活用してみましょう。「不動産転職ラボ」は、不動産業界に特化した転職エージェントのひとつです。不動産転職ラボの特徴や強みについて、いくつかご紹介します。

不動産転職ラボでは、業界未経験の方向けの求人や、重要ポジションを任せられるマネージャークラスの求人まで、不動産業界の求人案件を幅広く取り扱っています。
応募者の希望や経歴に沿った求人を紹介することが可能なので、不動産転職ラボでしか取り扱っていない求人情報を紹介する場合もあります。

不動産転職ラボは、求人情報を掲載する企業から、転職希望者の内定・入社のタイミングで紹介報酬を頂戴するため、応募される方は無料で利用することができます。
登録フォームにて登録が完了すると、専任のキャリアコンサルタントがつき、応募から内定後のフォローまで、転職活動のすべてにおいてサポートします。

無料であるにも関わらず、コンサルタントが仕事探しや応募から内定後のフォローまで転職活動のすべてに寄り添います。業界未経験者であれば、不動産業界に精通したプロに相談できるという点はとても大きいメリットになるでしょう。

まずはコンサルタントとの面談で、希望条件の確認や、職種ごとの特徴や待遇、経験やスキルなどについて相談してみましょう。その他、書類の添削や面接の準備・対策など、転職の成功率を高めるためのアドバイスも行っているため、今後のキャリアプランや気になる点をどんどん相談してみるとよいでしょう。

いかがでしたでしょうか。未経験から不動産業界への転職は、良いところもあれば注意すべき点もありますが、注意点を理解したからといって転職が成功するとは限りません。
転職で失敗する方の共通点として、準備不足が目立ちます。業界研究や企業研究はもちろんですが、自身の中での転職する理由、転職条件の優先順位付けを怠ってしまうと、納得できる転職ができなくなってしまいます。転職活動を始める前や、コンサルタントに相談する前に、まずは転職する理由の整理を行うことと、転職する目的を明確にしてみることをおすすめします。

考えが整理出来たら、不動産転職ラボのような無料で使える業界に特化した転職エージェントを、最大限活用してみましょう。業界経験のない方にとっては転職成功率がアップする可能性が高まりますし、業界経験者にとってもこれまでのキャリアを棚卸しする機会となり、今後のステップアップのための心強いパートナーとなってくれます。自分自身が納得できる転職を実現するためにも、ぜひ活用してみてくださいね。